高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
県内でも賃上げの動きが広がっています。
民間の信用調査会社の調査で、来年度、賃上げを行う見込みであるとした県内企業が、回答したうちの6割に上ることがわかりました。
民間の調査会社・帝国データバンクはことし1月、県内の企業192社を対象に賃上げに関する調査を実施しました。
それによりますと、80社から回答があり、そのうちの6割の企業が、来年度ベアや賞与などによる賃上げを行う見込みだということです。
賃上げ見込みと回答した企業の割合は3年連続で増加し、調査開始以降、2019年度に次いで2番目の高水準となっています。
賃上げをする理由としては、「労働力の定着・確保」が87・5%、「従業員の生活を支えるため」が60・4%となっています。
業界別では「建設」「不動産」「製造」「運輸・倉庫」で昨年度よりも賃上げ見込みと答えた割合が増加しています。
一方で、賃上げ見込みがないと答えた企業は1割ほどありました。
このうち、従業員数が5人以下の企業が3割以上を占めるなど、中小・零細企業にとっては賃上げが厳しい状況であることがうかがえます。