県外への流出目立つ理系学生の県内就職促進へ 若手社員と学生が意見交換 

2024年01月10日 18:40更新

人材の確保への取り組みです。

県外への流出が目立つ理系の学生の県内就職を促そうと、中津市で企業の若手社員が学生と意見交換しました。

大分に隣接する熊本県に進出した半導体大手のTSMC。

その影響で今後、県内でも「理系の人材」の需要の高まりが期待されています。

◆学生

「仕事する上で一番重視するのは何ですか?」

◆社会人

「自分自身が楽しく仕事を続ける ためにも、モチベーションは重視しています」

そうした中、10日、県が中津市で開催したのが県内の企業14社と理系の学生との意見交換会。

学生が参加しやすいようにゲーム形式で行われ、カードに書かれた質問に企業の若手社員が答えて楽しい雰囲気で交流していました。

◆参加した学生

「本音で話すことができて、今後の就職活動の参考になった」

県によりますと近年、県内の大学や短大で学んだ理系の学生のうち県内企業に就職した人は3割に満たず、人材の確保が課題になっています。

この交流会は1月24日に大分大学でも行われます。

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