毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
健常者と障害者の枠を超えて一緒にスポーツや文化を楽しむ「スポーツ・オブ・ハート」。
大分市では7回目となるイベントが28日、開かれ多くの人でにぎわいました。
障害のある人もない人も共に楽しもうと大分と東京の2つの会場で毎年開かれている「スポーツ・オブ・ハート」。
大分市中心部の会場には大分市出身の元プロ野球選手内川聖一さんやHKT48のメンバーなどが参加し約1万人が来場しました。
車いすバスケットのコーナーや足で漕いで進む車いす「COGY」の試乗もでき、訪れた人たちが体験しながら理解を深めていました。
◆車いすバスケ体験者
「腕をたくさん使ってするので少し腕が疲れる。楽しかった」
◆COGY体験者
「こうやって前に出せるとか簡単だった」
また、歩行者天国となった中央通りでは2001年の世界陸上・女子マラソンで4位に入賞した渋井陽子さんによる陸上教室も開かれ、ストレッチや走り方のコツなどを教えていました。
◆視覚障害者
「体がちょっと軽くなった気がするのと姿勢がなんかよくなったというのは感じた」
芸能人や車いすランナーなど多様性に富んだランナーが1つのチームとなる「ダイバーシティ駅伝」も行われました。
一生懸命、そして楽しそうにタスキをつなぐ姿に沿道から多くの声援が送られていました。
◆スポーツ・オブ・ハート 廣道純代表理事
「障害者スポーツを特殊なスポーツとして見るのではなく、同じスポーツの1つとして野球を見た後にパラの陸上競技を見ようかな、そんなふうに思ってもらえるような世の中になったら」
秋空の下、参加した人たちは爽やかな汗を流しながら笑顔で交流してました。