高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
大分県臼杵市の農産物生産会社ネクストファームが経営悪化により、裁判所から破産手続き開始の決定を受けていたことが分かりました。
民間の信用調査会社、東京商工リサーチによりますと、ネクストファームは2020年に設立され、ピーマンの生産や飲食店の運営を手掛けていて、2021年1月期には約8900万円の売り上げがありました。
2022年8月には旧野津高校跡地を活用する臼杵市の事業に公募で選定され、去年複合施設をオープンしました。
しかし、ことし2月、わずか半年で事業は停止し、経営破綻していました。
ネクストファームは今月11日に大分地裁に破産の申し立てを行い、19日に裁判所から破産手続きの開始決定を受けたということです。
要因について、東京商工リサーチは事業計画の見通しが甘く過剰な設備投資が重荷となり計画通りの業績を確保することができなかったとしています。
旧野津高校跡地の活用する事業を巡って、臼杵市は約4億円をかけて複合施設をオープンしていました。
わずか半年で事業停止となったことを受け、市は先月、中野市長の給与を30%、副市長の給与を20%減額するための条例制定案を市議会に提案し可決されました。