毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
別府市内の住宅地でサルの目撃情報が相次いでいます。
3日はサルの群れが住宅地に降りてきたということで、市が注意するよう呼び掛けています。
民家の屋根の上を走るサル…
3日朝、別府市上原町で撮影された映像です。
6月21日から3日までに18件のサルの目撃情報が市に寄せられていて、3日は集団でいるのが目撃されました。
◆住民
「集団で20~30匹来たのでやっぱり怖かった」
◆住民
「子どもや年寄りが多いので何か対策しないとまずいと思うが、知識がないからどうやっていいかわからない」
◆TOS山路謙成記者
「別府市内から500mほど上った山あい。道路にはたくさんのサルがいます。ご覧のようにエサを投げて住宅地にサルが侵入しないよう食い止めています」
4日も住宅地から少し離れた場所でサルの姿が見られました。
市によりますと、家庭菜園の野菜が食べられたり住宅の屋根などが壊されるなどの被害が出ているということです。
◆鳥獣被害対策の指導員JAべっぷ日出 白石勝美さん
「今の山の状況では(食べ物が)ないのでお腹を満たすには下の方(市街地)の家庭菜園の野菜を食べるというのが狙い」
担当者は山にエサをまいたり花火を使ってサルを山に返しているということです。
市は「サルを見かけた場合は目を合わせず近づかないようにしてほしい」と呼び掛けています。