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先週、大分県由布市湯布院町で発生した大規模な土砂崩れについて、この地域は土砂災害警戒区域に指定されていましたが、県の想定よりも被害が大きい「地滑り」が起きていたことが分かりました。
◆TOS山路謙成記者(4日朝)
「土砂崩れが起きた現場付近です。これから行方不明者の捜索活動が再開されます」
6月30日、由布市湯布院町川西で大雨による大規模な土砂崩れが確認されました。
住宅1棟が巻き込まれ、この家に1人で住む麻生繁喜さん(70)と連絡が取れなくなっています。
3日、雨のため中止となった捜索活動は4日朝に再開されたものの、依然として発見には至っていません。
4日の定例会見で佐藤知事は、県が行った測量結果を明らかにしました。
山の斜面は高さ約60メートルから崩れ、流れた土砂の幅は最大約80メートルに渡り「地滑り」が起きたとしています。
県はこの地域を土砂災害警戒区域に指定していましたが、実際の被害は県の想定よりも大きかったということです。
一方、JR九州は大雨で線路が被災したため運転を見合わせている久大本線で5日からバスを使った代行輸送を始めると発表しました。
バスは豊後森駅と由布院駅の間で運行されます。なお、列車の運行再開は7月下旬の予定です。
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