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豊後大野市出身の彫刻家、朝倉文夫の生誕140周年を記念する展覧会が9日から大分市で始まりました。
「開幕です、にゃー」
ネコの鳴き声で幕を開けたこの展覧会は、無類のネコ好きとして知られる豊後大野市出身の彫刻家、朝倉文夫の生誕140周年を記念するものです。
会場には43点の作品が展示されていて、このうち半数以上の22点がネコを題材にしています。
一瞬の愛くるしさを生き生きと捉えていて、朝倉のネコたちに対する温かな気持ちがうかがえます。
また、大分を拠点に活動する現代作家2組が朝倉の作品から着想を得て制作した作品もあわせて展示されています。
この展覧会、「猫と巡る140年、そして現在」は8月15日まで大分市の県立美術館で開かれています。