毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
北アメリカ大陸の最高峰で以前はマッキンリーと呼ばれていた「デナリ」。大分県内の登山グループが登頂に挑戦し、5月帰国しました。
北極圏の近くにあリ、北アメリカ大陸最高峰で標高6190メートルの「デナリ」。登頂を目指したのは大分県内の登山グループ「豊嶺会」です。
「豊嶺会」はおよそ60人が所属していて、リーダーの簑田康祐さんをなどあわせて4人が4月末に大分を出発しました。
アメリカのアラスカ州に到着した簑田さんたちは現地で食料などを調達。そして、いよいよ登山の始まりです。
◆豊嶺会 簑田康祐さん
「(デナリは)きれいにすべてが見えてて真っ白ですごくきれい、すごい山だなっていう印象」
1人40キロほどの荷物とともに深い雪に覆われた山を登り、酸素が薄い環境に徐々に体を慣らしていきます。しかし4人の前に自然の厳しさが立ちはだかります。
◆豊嶺会 簑田康祐さん
「天気が悪い日がかなり続いたりして思うようにはちょっと行動が出来なかった」
風速30メートルほどの風に加え気温は氷点下25度。テントの中で天候の回復を待つ日が続きました。
最終的に、簑田さんたちは標高5250メートルにある最後のキャンプ地に到着。しかし、悪天候が続いたため登頂を断念しました。
♪豊嶺会 簑田康祐さん
「もう自分たちの力でこれ以上進めないというのは、みんな分かってたので残念ではあるが下山しようとなった」
全行程20日間のうち半分ほどしか登山活動が出来ませんでしたが簑田さんは改めて山の魅力を感じていました。
◆豊嶺会 簑田康祐さん
「またデナリに行くのか分からないが、こういう話があったらやってみたいなとは思う。(登山は)大変というか楽しい」