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19日に大分市で発生した「異臭騒ぎ」では体調不良を訴える人が100人以上に上っています。
日常生活の中で異臭を感じた場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。
医師に注意点を聞きました。
◆警察
「ただいま異臭が発生してます。屋内にいる人は窓を閉めて待機してください」
異臭の通報が相次いだ大分市三佐地区。
警察は周辺の住民などに対し窓を閉めたり、屋内に避難するよう呼び掛けていました。
日常生活の中で異臭を感じたときどのように対応すれば良いか、医師に聞きました。
◆大分三愛メディカルセンター救急科 玉井文洋部長
「今まで経験にないような臭いという時にはオーバーに捉えてでもその場から退避することを心がけてほしい」
さらに、屋内では部屋の中に異臭の原因がないことを確認した上で窓を閉めたり換気扇を止めること。
また、外気を取り込むエアコンも停止しましょう。
さらに体調の変化にも注意が必要です。
◆玉井医師
「一般的な化学剤とかで人体に害を及ぼすのは吸収されてからすみやかに症状が出やすいのが一般的なので24時間、その間が観察期間だと思います」
今回は体調不良を訴えた人は127人に上っていて消防によりますと、その大半は目の痛みやかゆみを訴えていたということです。
そうした場合にはすみやかに顔や目を洗った上で医療機関を受診することが大事だといいます。
さらに…。
◆玉井医師
「暴露している(化学物質が体内に入ること)ということは体や服にもついているということなのでなるべく速やかに脱衣してもらう、暴露している量を減らすことが大事」
万が一、異臭を感じた場合には落ち着いて行動することが大切です。