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ネコと触れ合え、「にゃん玉旅館」として知られる大分県別府市の旅館にネコが相次いで捨てられています。
健康状態が悪く息を引き取ったネコもいて、旅館の人は絶対にやめて欲しいと訴えています。
ことし5月14日、別府市の新玉旅館で撮影された映像には段ボールを持った人が玄関の方向へ歩いている様子が‥。
その数分後、女将の後藤藤恵さんが玄関前を訪れると段ボールに入った子ネコを発見したといいます。
記者:
これがいつ置かれていた?
新玉旅館女将 後藤藤恵さん:
これは(5月)14日に捨てられていたネコなんですけど、私が見たときは2匹だった。けど箱が開いているということは何匹捨てたのかは定かではない
およそ80匹のネコを飼育し、通称「にゃん玉旅館」として愛されている新玉旅館。
その玄関先に4月から5月にかけてネコが捨てられているのが相次いで見つかりました。その数は合わせて11匹に上ります。
新玉旅館女将 後藤藤恵さん:
息してないとか、段ボールのまま蓋が空いているので何匹いたかも分からない
後藤さんは捨てられたネコを動物病院に連れていき、治療を受けさせたといいます。
治療費は合計50万円ほどかかりましたが、全て手出し。
8匹は容体が回復し新たな飼い主が見つかりましたが、残念ながら3匹のネコは息を引き取りました。
新玉旅館女将 後藤藤恵さん:
ここに連れてきて助けたと思ったら大間違い。とにかく一度自分が手にして捨てたら、もうそれは犯罪だということを認識してほしい
犬や猫を捨てる行為は動物愛護法違反にあたる犯罪で、新玉旅館は今回の件について警察に相談しているということです。