別府・湯布院にも海外ツアー客が インバウンド再開に向けた動き本格化・大分

2022年05月24日 18:30更新

外国人観光客の受け入れ再開に向けて感染防止策などを検証する国の実証事業について、広瀬知事は29日からタイからのツアー客を大分県内で受け入れることを明らかにしました。

 

◆広瀬勝貞 大分県知事

「この実証事業、大分県もタイのグループが5月29日から30日にかけて(来る)」

 

国は外国人観光客の受け入れ再開に向けて実証事業を始めます。

アメリカやタイなど4か国からの旅行者で、3回目のワクチンを接種した人が対象です。

少人数でルートが決まったツアー形式となっていて、12県で実施されます。

 

こうした中、広瀬知事は国からの打診を受けて5月29日と30日の2日間、タイからの旅行者を県内で受け入れることを24日、明らかにしました。

別府や湯布院などを巡る予定だということです。

 

実証事業では、旅行者の行動管理が適切に実施できているかや、陽性者が出た場合の対応などを検証することになっています。

 

◆広瀬勝貞 大分県知事

「実証実験をし、その結果何を注意しなければいけないかということも検証して、いろんな県にいろんな国から来る、そういうところもよく見ながら県としての対応も考えていく」

 

インバウンド再開への動きに、観光関係者からは歓迎の声が聞かれました。

 

◆ツーリズムおおいた 土谷晴美専務理事

「今回復帰の第一歩になる気がしているので大変うれしい。観光地にも活気が戻ってくる。それがまた客を呼ぶようになるので、ぜひそうなっていけば」

 

国は実証事業の結果を踏まえ、外国人観光客の受け入れ再開に向けて旅行・宿泊業者向けのガイドラインを策定するということです。

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