もし家族が感染したら?家庭で注意する8つのポイント

2022年01月20日 20:00更新
新型コロナの感染が県内でも急増していて、2日連続で過去最多を更新しています。
 
家庭内での感染にも注意が必要です。20日の感染者304人のうち、感染経路は家族が119人と最も多い割合となっています。

 

そこで、家族に感染が疑われる人がいる場合に、国が注意を呼びかけている8つのポイントをご紹介します。

 

1.部屋を分ける

 

◆個室にしましょう

食事や寝る時も別室に。

子どもがいる人、部屋数が少ないなど、部屋を分けられない場合には、少くなとも2m以上の距離を保ったり、仕切りカーテンなどを設置することをお薦めします。また、寝るきとは頭の位置を互い違いになるようにしましょう。

 

◆感染が疑われる人が極力部屋から出ないようにしましょう

トイレ、バスルームなど共有スペースの利用は最小限に。

 

2.感染者のお世話はできるだけ限られた方で

心臓、肺、腎臓に持病のある人、糖尿病の人、免疫の低下した人、妊婦の人などが感染者のお世話をするのは避けてください。

 

 

3.マスクをつけましょう

 

◆使用したマスクは他の部屋に持ち出さないでください。

 

◆マスクの表面には触れないようにしてください。

マスクを外す際には、ゴムやひもをつまんで外しましょう。

 

◆マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗いましょう。(アルコール手指消毒剤でも可)

※マスクが汚れたきときは、すぐに新しい清潔な乾燥マスクと交換。

※マスクがないときなどに咳くしやゃみをする際は、ティッシュ等で口と鼻を覆う。

 

 

4.こまめに手を洗いましょう

 

◆こまめに石鹸で手を洗いましょう、アルコール消毒をしましょう。

洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしてください。

 

5.換気をしましょう

 

◆定期的に換気してください。

共有スペースや他の部屋も窓を開け放しにするなど換気しましょう。

 

 

6.手で触れる共有部分を消毒しましょう

◆共用部分(ドアの取っ手、ノブ、ベッド柵など)は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。

物に付着しウイたルスはしばらく生存します。

家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸トリナウムであることを確認し、使用量の目安に従って薄めて使ってください。(目安となる濃度は0.05%です(製品の濃度が6%の場合、水3Lに液を25mlです。)

 

◆トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消剤でこまめに消毒しましょう。

タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄でかまいません。

感染者の使用したものを分けて洗う必要はありません。

 

◆洗浄前のものを共用しないようにしてください。

特にタオルはトイレ、洗面所、キッチンなどでは共用しないように注意しましょう。

  

7.汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう

 

◆体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてください。

糞便からウイルスが検出されることがあります。

  

8.ゴミは密閉して捨てましょう

 

◆鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨ててください、

その後は直ちに石鹸で手を洗いましょう。

 

 

感染が疑われる場合は・・・

 

・本人は外出を避けてください。

 

・家族、同居されている人も熱を測るなど、健康観察をし、不要不急の外出は避け、特に咳や発熱などの症状があるときには職場などに行かないでください。

 

 

 

 

 

 

 

TOSオンライン 編集部

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