うみたまご「コツメカワウソ」の赤ちゃん4匹を一般公開 11月2日に生まれ順調に育つ 大分
【2021年6月取材】
佐伯市の新たな観光スポットの話題。
「ちょんがけ」という昔ながらのアユ釣りの漁法を体験できる釣り堀が7月にオープンということで柴田キャスターが体験してきた。
――番匠川漁協 泥谷和喜組合長
「昔から子供のころからそう言われてきている、たぶんアユをちょんと掛けるから、ちょんがけというのでは」
「ちょんがけ」というユニークな名前の方法でアユ釣りを楽しめるのが番匠川漁協が佐伯市弥生に整備した施設。
直径約15メートル、深さ20センチほどの釣り堀が2つ。
釣り堀の中には施設内で養殖された合わせて約6000匹のアユが元気に泳いでいる。
このアユたちを釣り上げる「ちょんがけ」。
佐伯市に100年以上前から伝わる伝統的な漁法。
エサは付けず先端に針がついた竿を水中に入れ竿を引くことで泳いできたアユをひっかける。
「ちょんがけ」歴、約60年の佐藤さん。
――佐藤さん
「ちょうど(アユの)頭が来た時に(竿を)引っ張ったら真ん中辺にかかる」
釣り方のコツはアユの頭が竿の前にきたら思いっきり引くこと。
腹の部分にしっかりと針が掛かる。
大きなアユを狙うと引っ掛け易いということだ。
釣り方を教わった後、早速、私も挑戦。
竿を水中に入れてすぐだった。
――柴田キャスター
「できた!すごい!佐藤さんが言ったコツ、頭の方で引くというのを実践したら釣れました!嬉しい!」
初めての私も30分ほどで約20匹も釣り上げることができた。
小さな子供でも楽しめそうだ。
また、こちらでは釣ったアユを塩焼きにして食べることもできる。
――柴田キャスター
「自分で釣ったアユ頂きます。身がふわふわで自分で釣ったアユというだけあり美味しさが増している気がする」
この日は地元の小学生たちも訪れちょんがけを楽しんでいた。
――訪れていた人は
「アユがかかった時は(引きが)強く感じた」
「いっぱいとれて皆に振舞えるし美味しいアユが釣れるから楽しい」
――番匠川漁協 泥谷和喜組合長
「昔から佐伯にはちょんがけというアユの漁法、アユをとる方法があるがそれを継承するために、子供たちにもちょんがけを知ってもらいたいと思う」
ユニークな伝統漁法「ちょんがけ」。皆さんも是非、体験してみてはいかがだろうか。
【2021年6月取材】