八田與一容疑者 10月の情報提供が2倍に 特長的な耳を強調する新ポスター掲示も開始 別府ひき逃げ事件

2026年11月04日 14:50更新

八田與一容疑者が重要指名手配されている大分県別府市で起きたひき逃げ事件について4日、大分県警は10月末時点で寄せられた情報提供の総数が1万4351件になったと発表しました。この1か月に新たに寄せられた情報は373件で、前の月と比べて2倍に増加しています。

 

 

 

 

 

この事件は2022年6月、別府市野口原の県道の交差点でバイクに乗っていた男子大学生2人が車に追突され、死傷したものです。

 

現場から逃走した八田與一容疑者について、警察庁は2023年、初めて道路交通法違反のひき逃げの疑いで重要指名手配に指定。その後、2025年からは時効の無い殺人容疑などを追加して捜査が進められていますが、依然として八田容疑者の足取りはつかめていません。

 

 

こうした中、県警は4日、この事件に関する情報提供が10月末時点であわせて1万4351件寄せられていると発表しました。

 

このうち、八田容疑者に似た人物の目撃情報は約1万3610件となっていて、内訳では大分県内が約750件、大分を除く九州が約1710件、関東が最多で約5150件、近畿が約1870件、その他の地域が約2870件となっています。

 

 

 

 

 

10月に新たに寄せられた情報提供は373件でした。9月は183件だったことから、この1か月の新規の情報提供はおよそ2倍に増加しています。また、373件のうち、関東からが204件と半数以上を占めていたということです。

 

 

9月に重要指名手配の継続が報じられるなどしたことから、県警は「八田容疑者への世間の関心が高まっているのでは」と話しています。

 

 

県警は10月21日、八田容疑者の行方が途絶えた別府市北浜のヨットハーバー近くの海で捜索活動を行いました。

 

 

 

 

 

また10月30日には新たに作成した情報提供を呼び掛けるチラシを公開。表面の中央には初公開の写真を掲載しました。これは2022年に撮影された事件前の八田容疑者(当時25歳)の顔写真で、これまでの写真よりも鮮明で顔立ちがはっきりと写っています。また、裏面では英語で事件の概要などを紹介。海外の人たちにも関心を持ってもらおうと、初めて英文を載せました。

 

 

このチラシは11月が指名手配中の容疑者の捜査強化月間となるのにあわせて作ったもので、30日には別府駅前など県内18か所で配布して情報提供を呼びかけました。

 

 

さらに県警は新たなポスターも作成。特徴的な形を強調しようと、両耳を中央に配置しる構図としています。ポスターは全国の警察に配布し、警察署や交番などに掲示してもらって、広く情報提供を呼び掛けているということです。

 

 

 

 

 

県警捜査一課の志賀雄一郎次席は「1つ1つの情報が検挙につながる可能性がある。八田容疑者に関心を持ってもらい、どんな情報でも寄せてほしい」と話しています。

 

 

有力な情報提供には捜査特別報奨金が支払われることになっていて、遺族などからの私的懸賞金と合わせると、金額は最大800万円です。

 

 

情報の提供先は別府警察署(0977-21ー2131)となっています。

 

 

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