「120リットルで100円」水族館うみたまごの激レア自動販売機、誰が何のために購入するのか・大分

2026年10月16日 17:00更新

大人気スポット「うみたまご」で激レア調査

 

今回の調査内容は、大分市の水族館「うみたまご」に設置されているという謎の自動販売機について。

 

 

何でも120リットルが100円で販売されているのだとか。しかも、水族館の裏側に設置されているため一般の人にはほとんど知られていないのだそう。

 

 

一体、誰が何のために購入するものなのか。

 

 

さっそく館内を巡ってみましょう

 

  

子どもたちに大人気の「チンアナゴ」

 

まずやってきたのはお客さんで賑わう水槽の前です。

 

 

いたのはチンアナゴ。結構たくさんいますね。

 

 

竹尾:

 

「これは全部チンアナゴですか」

 

 

うみたまごスタッフ:

 

「チンアナゴとニシキアナゴが入っています」

 

 

全てチンアナゴかと思いきや、オレンジと白の縞模様が「ニシキアナゴ」、白と黒の斑点模様が「チンアナゴ」なのだそう。

 

 

 

スタッフも初見の「白いマダラトビエイ」

 

さらに調査を進めていると、ひときわ目を引く生き物を発見しました。色がついてない、真っ白なエイです。

 

 

竹尾:

 

「このエイは珍しいですね」

 

 

スタッフ:

 

「マダラトビエイというと、基本的には(黒い)色なんですけど、これが白変種っていって、メラミン色素が薄いんです」

 

 

アルビノとはまた違う「白変種(はくへんしゅ)」という非常に珍しい個体だそうです。

 

この白いマダラトビエイは、2025年12月に宮崎県延岡市北浦町沖合の定置網で捕獲されたとのこと。

 

 

 

スタッフ:

 

「自分、28年間水族館勤めてますけど、初めて見ました」

 

 

28年間勤務のベテランスタッフが初めて見るほどの激レアな存在。

 

 

 

まさかの裏側に…本当の「激レア」の正体

 

そして、気になるのが謎の自動販売機。

 

 

私たちが探しているものは水族館の裏側にあるため、一般のお客さんは知らないものだそう。

 

 

ということで、入り口から遊歩道を通って裏側へ案内してもらいました。裏門を抜けた先にあったもの、それは…。

 

 

竹尾:

 

「これは、なんですか」

 

 

スタッフ:

 

「これは、”海水を買う自動販売機”」

 

 

なんと、探し求めていたのは「海水の自動販売機」だったんです。

 

 

自動販売機と聞いて皆さんが想像する見た目とは、だいぶかけ離れていますよね。

 

ホースが付いていて、ここから海水が出てくるのだとか。

 

 

そして、もちろんただの海水ではありません。

 

 

 

スタッフ:

 

「水族館のあの海水と同じ水。病気の菌とか、虫とか、そういうのを砂でろ過したきれいな水が、ここから出てきて、家に持ち帰れる」

 

 

水族館の設備でろ過された特別な海水が購入できるのです。

 

 

主に居酒屋のいけすの水を替えたり、家で海水魚を飼育している人が購入していくそうです。

 

 

気になるお値段は、120リットルで100円。

 

 

2リットルのペットボトル60本分と考えると、ものすごい量です。

 

 

物価高ですが値上げもしていないそうです。

 

 

実際に100円を入れてボタンを押すと、勢いよく海水が出てきました。

 

 

ちょっと舐めてみると…。しょっぱい。

 

 

間違いなく海水です。

 

 

 

存続の危機を救った「地元への貢献」という想い

 

この自動販売機、実はうみたまごの前身である「マリンパレス」の時代からあったそうです。

 

 

スタッフ:

 

「うみたまごに引っ越ししてくるときに、最初はもう海水の自販機を設置しないよっていう話だったんですね」

 

 

一度は処分される運命だったこの機械。

 

 

しかし、現在の社長がとある料理屋さんに行ったとき、「マリンパレスのお水にお世話になってます」という話を聞いたのだとか。

 

 

スタッフ:

 

「それで社長が『地元に貢献しなさい』ということで、急遽この場所に取り付けるようになりました」

 

 

社長の地域貢献への想いが、この自動販売機を救ったんですね。

 

 

 

今回調査した海水の自動販売機は、午前9時から午後5時までなら誰でも利用できます。

 

 

第2駐車場側へ向かう途中に設置されていて、入り口で警備員に一声かければ、車のまま自販機の前まで入ることも可能です。

 

 

ただし、使えるのは100円と500円硬貨のみで両替機もないので、ご注意ください。

 

 

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