不正アクセスでの情報漏えい 県と14市町で約9万件の可能性 セキュリティー対策への意識高まる 大分
10月は乳がんへの理解を深めるピンクリボン月間です。
大分県内で新たに導入されている最新の乳がん検査や専門の医療体制で患者を支える医療現場について取材しました。
女性の9人に1人が生涯のうちにかかると言われる乳がん。日本対がん協会によりますと早期に発見して治療をすればおよそ9割が完治するとされています。
しかし課題となっているのが検診の受診率の低さです。
県によりますと、県内の40歳から69歳までの女性の2025年の受診率はおよそ56パーセントに留まっているということです。
一般的な検査方法であるマンモグラフィでは乳房を板で圧迫して撮影するため痛みや恥ずかしさがありそれが検診をためらう要因とされています。
こうした中、一人でも多くの人に検診を受けてもらおうと別府市にある大分先端画像診断センターが最新の方法での検診を2025年9月から始めています。
それが「無痛MRI」です。その名の通り、使用するのは磁石や電波を利用して体内を写すMRI。胸の形をくりぬいた台に検査着を着たままうつぶせになって検査を受けます。
マンモグラフィでは難しい、豊胸手術を受けた人や授乳中の人も受診できます。
結果の画像を全方位から立体的に見ることができ一度の検査で高い発見率を誇るといいます。
実際に検査を受けてみると20分ほどで終了しました。
◆TOS刀祢優月記者
「検査が終了、痛みはなかった。耳栓とヘッドホンをしていたので、ただうつぶせで寝るという感覚」
◆大分先端画像診断センター友成健一朗センター長
「まず痛みがないというのが大きい。マンモグラフィは無理といって、何もしないぐらいならこっち(無痛MRIに)おいでというやり方を勧める」
この「無痛MRI」、検診を受けて欲しい人にギフトとして贈ることもできます。
センターは「ギフトが受診のきっかけになれば」と話しています。検診の結果、乳がんにり患していることが分かった場合、適切な治療が必要です。

◆看護師
「今回のテーマはリンパ浮腫についてということで…」
別府市にある九州大学病院別府病院では乳腺の専門医や看護師、臨床検査技師など部局を横断した「乳腺チーム」を作り診察にあたっています。
◆九州大学病院別府病院安東由貴医師
「医師だけでは気づけない患者の変化を多職種連携・チーム医療を通じてみんなで拾い上げていけるのがチーム医療の最大の特徴だと思っている」
乳腺チームは月におよそ30人の乳がん患者をサポートしているといいます。こうした取り組みについて患者に話を聞きました。
◆乳がん患者
「去年、心不全を患って、心臓の先生とも(乳腺の)安東先生はよく話をしてくれて。先生たちのつながりもあるなと感じている」
早期に発見し適切な治療を受ければおよそ9割が完治するというデータがある乳がん。日頃からのセルフチェックや定期的な検診を心掛けたいものです。
