キャベツの価格1.7倍、水菜も1.5倍に 鍋の具材が軒並み値上がり 生産現場はコスト上昇に直面 大分

2026年10月14日 18:50更新

気象会社ウェザーニューズが発表した「鍋前線」というデータ。アンケートの結果から気温が18度になると、半数以上の人が鍋を食べたくなると感じるという結果が出たことからその目安として作成したんだそうです。

 

 

間もなく迎える鍋の季節。しかし2026年は具材が高騰しています。取材しました。

 

 

 

大分市中心部にあるこちらの飲食店。この時期からの人気メニューの1つが、様々な具材を盛り込んだアツアツの水炊きです。しかし…。

 

 

◆やわら3号店 下村勇斗店長

 

「キャベツ、えのき、しめじ、水菜、白ネギと全部で値段が上がっている状況」

 

 

2025年の価格と比べるとキャベツはおよそ1.7倍。水菜はおよそ1.5倍。

 

 

さらに白ネギも1.3倍と軒並み値上がりしているといいます。

 

 

◆やわら3号店 下村勇斗店長

 

「もうちょっと価格が落ち着いてボリュームたっぷりで出せるのがこちらの願いではあるのでそうなってくるのが一番うれしい」

 

 

 

 

 

大分市内のスーパーを訪ねてみると…。

 

 

◆TOS渡辺一平記者

 

「鍋に人気の野菜が並んでいるがキャベツは1玉600円ほどと去年に比べて300円ほど値上がりしている」

 

 

白菜は4分の1にカットしたサイズがおよそ320円と2025年より100円ほど値上がりに。

 

 

レタスや白ネギなども100円から200円ほど高くなっているといいます。

 

 

◆コープ南大分 砂山知大店長

 

「前年比でいくと1.5倍ほど値上がりしている。酷暑と大雨の影響で葉物野菜が育ち切らなかったことが要因と考えている」

 

 

相次ぐ高騰に客も困惑していました。

 

 

◆客

 

「すごく高くて、鍋をしようと思って買ったが普通の倍以上する葉物とか買うのを躊躇しているがないと(鍋が)食べられないので」

 

 

こちらのスーパーでは来店者数が多い曜日にポイントを増やすなど客に足を運んでもらおうとしています。

 

 

◆コープ南大分 砂山知大店長

 

「なるべく企画がある日により安い商品を多く出せる、より良い商品を多く出せるように頑張っていきたい」

 

 

高騰しているのは野菜だけではありません。鶏肉も2025年に比べて3割ほど値上がりしているといいます。

 

 

生産現場を訪ねるとコストの上昇に直面していました。

 

 

◆生産者 落合 良太さん

 

「半分近くが餌代という風な形で非常に深刻」

 

 

豊後大野市内にあるこちらの養鶏場ではおよそ1300羽のニワトリを飼育しています。エサとして与える配合飼料はほとんどが外国産。原料費や輸送費の高騰を受けエサ代はこの1年でおよそ1.2倍に。

 

 

さらに2026年の夏は危険な暑さをしのぐため電気代も去年の倍近くになりました。

 

 

値上げには踏み切っていないものの厳しい経営状態が続いているといいます。

 

 

◆生産者 落合 良太さん

 

「気持ちは(価格を)上げたいところではあるがやっぱり取引先に良い鳥を今まで通り使ってもらいたいというのが一番の思いなのでそこら辺のせめぎ合いというか思い」

 

 

これから迎える鍋のシーズン。

 

 

食べて体は温もる一方、家計の冷え込みは例年以上の厳しさとなりそうです。

 

 

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