「急がば回れ」は実は回る場所がある、大分唯一のクイズ研究会・豊府高校で大人が高校生とクイズ対決

2026年10月09日 09:36更新

今回、取材に訪れたのは大分市の大分豊府高校。今回は「県内で唯一、学校公認のある研究会」があるということで取材します。

 

 

漫画や落語など、文化系の部活は「研究会」が多いイメージですが…?

 

 

さっそく、校内で生徒に聞き込みを開始します。

 

 

野球部の部員によると、九州大会に出場するほど強い「将棋部」や「演劇部」があるそうです。しかも、野球部と将棋部、フェンシング部と茶道部をかけもちしている生徒もいるのだとか。

 

 

なかなかユニークな生徒が多いようです。

 

  

さらに聞き込みを続けると、ついに有力な情報が。

 

 

生徒:

 

「クイズ研究会」

 

 

竹尾:

 

「クイズ研究会があるの?」

 

 

生徒:

 

「文化祭で、クイズ研究会の主催で、学校一のクイズを決めるって大会があって」

 

 

これは面白そう。

 

 

早速、活動場所へ向かいます。

 

 

 

教室からはクイズの「早押し音」が…

 

情報を頼りに校舎を進んでいると、どこからか「ピンポーン」「ブー」という音が聞こえてきました。

 

 

これはまさに、クイズ番組で聞くあの効果音。

 

 

音のする教室をのぞいてみると、生徒たちが本格的な機材を使って早押しクイズをしています。

 

 

 

ーー竹尾

 

「こんにちは。今、皆がやっていることは?」

 

 

ーー生徒

 

「ご覧のとおり、クイズを出し合ってる」「クイズ研究会です」

 

 

今回の調査対象、豊府高校クイズ研究会の皆さんです。

 

 

一体どんな活動をしているのか、詳しく話を聞いてみましょう。

 

 

 

クイズの機材は“ふくらP”さんから

 

クイズ研究会では、主に早押しクイズをしたり、時には自分たちでクイズを作ったりしているそうです。

 

 

ーー生徒

 

「昔は、高校生クイズとかを目指すために頑張ってたんですけど、今は楽しむっていう」

 

 

皆でクイズを出し合って知識を深める、そんな和気あいあいとした雰囲気が伝わってきます。

 

 

それにしても、先ほどから気になっていたこの早押し機材、テレビで見るような本格的なものですが…。

 

 

ーー竹尾

 

「これはこのクイズ研究会が持ってるものなの?」

 

 

 

ーー生徒

 

「元々、ふくらPさんが…」

 

 

ーー竹尾:

 

「テレビとか出てる、QuizKnockの人!」

 

 

ーー生徒

 

「あの人が、番組で賞金を得て、全国のクイズ同好会に道具を送ったっていうので使ってます」

 

 

なんと、この機材は有名クイズプレーヤーのふくらPさんからの寄贈品。

 

 

まるで野球界での大谷翔平選手のように、クイズ界の発展を願うトッププレーヤーからの贈り物だったんですね。

 

 

「豆知識を蓄えるのが大好き」と語る部員は、ここで新しい知識をどんどん増やしているそうです。

 

 

また、文化祭では全校生徒にクイズを楽しんでもらうため、クイズ大会やクイズラリーを主催しています。

 

 

 

早押しクイズでガチンコ対決

 

彼らの活動の様子をより深く知るため、私もクイズ対決に参加させてもらうことにしました。

 

 

いよいよクイズ対決がスタート。

 

 

今回は、先日引退した3年生が作ってくれた問題で競います。

 

 

第1問。

 

「ことわざの『急がば回れ』の『回れ』とは、どこを回れと…」

 

 

生徒:

 

「琵琶湖」

 

 

・・正解。

 

 

私は知りませんでした。

 

 

室町時代の連歌師が詠んだ歌に由来しているそうです。

 

 

 

気を取り直して第2問。

 

 

「お弁当の仕切りにも使われるギザギザの切り込みが入った、薄いプラスチック製のシートを何という?」

 

 

ーー竹尾

 

「バラン」

 

 

わたくし竹尾、見事正解です。

 

 

その後も、「熱帯夜とは夜間の最低気温が何度以上か(正解:25度)」などの問題に正解し、大人げなくポイントを重ねていきます。

 

 

しかし、生徒たちも負けてはいません。

 

 

 

「首都を、スリジャヤ・ワルダナプラ…」と問題文が読まれている途中でボタンが押されます。

 

 

ーー生徒

 

「スリランカ」

 

 

お見事。

 

 

この一瞬の判断力、さすがです。

 

 

 

 

続いての問題。

 

 

「原作の連載が開始した9月9日が「これの日」と定められたことで話題となった日本の漫画は何でしょう」

 

 

ーー竹尾

 

「進撃の巨人」

 

 

わたくし竹尾、またもや正解。

 

 

白熱した対決の結果、なんと、、私が優勝してしまいました。たまたま知っていた内容が出たため大人げなく勝利。何とも微妙な空気が漂います。

 

 

しかし、早押しボタンを押す快感と、正解した時の喜びは格別でした。

 

 

 

クイズの楽しさを、もっと広く

 

最後に、クイズ研究会の皆さんに今後の目標を聞きました。

 

 

ーー生徒

 

「まずは楽しんでもらうっていうことがベストで、新しい部員と共に高め合っていきたいっていう気持ちもあります」

 

 

これからも仲間と一緒にクイズを楽しみながら、その面白さをどんどん広めていきたいということですね。

 

 

知的好奇心にあふれ、クイズを心から楽しむ豊府高校クイズ研究会の皆さん。

 

 

その熱意と探求心に、たくさんの刺激をもらいました。

 

 

これからも、クイズの力で学校を、そして大分を盛り上げていってくれることでしょう。

 

 

 

最新のニュース