給食のご飯に金属片のようなものが混入 配膳中に生徒が気付き健康被害の報告なし 大分
サッカーの強豪として知られる大分市の情報科学高校で、22人の部員を集めているのが「ドローンサッカー部」。
ドローンが激しくぶつかり合う5対5の競技で、部員たちは操縦技術を磨き、機体の修理も自ら手がけています。
学校の部活動として世界王者を目指す、その練習と競技の魅力を取材しました。

最新鋭の部活動の正体は?
まずは生徒に学校について聞いてみましょう。
1年生にインタビュー。情報科学高校を選んだ理由を聞くと「専門的な授業でしか学ぶことのできない知識とかを学ぶために来ました」と、まるで面接のような素晴らしい回答が。

さて本題の「変わった部活動」について、生徒会長を務める3年生に、心当たりを聞いてみました。
「2つあります。1つは、僕が所属してる弓道部」
弓道部?たしかにかっこいいけど、かなり普通。
「もう1つは“ドローンサッカー部”が世界大会とか出てて…」
ドローンサッカー部!?
部活動では聞いたことがない名前、、

ルールを聞いてみると「ほぼサッカーと同じで、ボールじゃなくて、人が操縦するドローンがボールの代わりみたいな感じです」とのこと。
ドローンサッカー部
校内の一角へ向かうと、中からは「ブォン、ブォン」とすごい音が聞こえてきます。覗いてみると…たくさんのドローンが目まぐるしく飛び交っています。
これが噂のドローンサッカー部。情報科学高校では2020年に発足した部活動で、全国的にも珍しいまさに「最新鋭」という言葉がピッタリです。

部員にルールを教えてもらいました。
ドローンサッカーは、球体のカバーに覆われたドローンを操縦し、5対5で戦うチームスポーツ。フィールドの両端にある円形のゴールにドローンを入れると得点になります。

チームのうち2人が攻撃専門の「ストライカー」で、残りの3人は相手の攻撃を防ぐディフェンス役。
自分がプレイヤーでもあり、ボールでもあるという競技なんです。

選手の超絶テクニック
選手たちが使うドローン、機体は1機2万5000円ほど。
しかも、試合では機体同士が激しくぶつかり合うため、故障も日常茶飯事。「このモーターが結構壊れやすくて1か月くらいで寿命が来ちゃうんですよね」。修理も自分たちで行い、モーター交換には毎月8000円くらいが必要とのこと。

私も実際に操縦させてもらうことに。
しかし、これがなかなか難しい。
「結構、軽いんです」という部員の言葉通り、少しスティックを倒しただけで機体がフワッと浮き上がり、思うようにコントロールできません…。
そんな私のヘッポコ操縦とは対照的に、部員のエースストライカー、平川くんのテクニックは圧巻の一言。3分間で何点取れるか競う「strikerダービー」ではスピードと精密さで次々とゴールを決めていきます。
結果はなんと3分間で46点。
自己ベストは47点。撮影で緊張していたにもかかわらず、ほぼ自己ベストタイの記録。「いや、でももっと50点くらいいけるのが良かったです」とのこと。

私も部員たちの声援を受けながら「strikerダービー」に挑戦。
なんとか7点を決めることができました。

先輩を超えろ!世界一を目指す熱き想い
情報科学高校ドローンサッカー部は現在22人で活動中。
そのほとんどが男子生徒で、「もう少し女子もいたほうがいいなと思う人?」と聞くとたくさんの手が。新入部員を募集中のようです。
そして、この部活、ただ珍しいだけじゃないんです。2025年に韓国で開催された世界大会に、卒業生が日本代表選手として出場し、見事優勝を果たしたとのこと。世界一のプレイヤーを輩出しているんです。
ただし、その際は外部のチームの所属として大会に参加していたそう。現役部員たちの目標は「その先輩を超えて、情報科学高校ドローンサッカー部として世界王者になること」。
「世界王者になる自信がある人は?」という問いかけに、少し照れながらも何人かの手が挙がりました。

スピード感あふれる試合展開と、それを支える繊細な操作技術、そして戦略的なチームプレー。
ドローンサッカーは、年齢や性別に関係なく誰もが楽しめる奥深いスポーツです。
機会があれば皆さんもトライしてみてはいかがでしょうか。
