体育館や食堂など「ネーミングライツ」学校施設にも導入 学生は企業を知るきっかけにも 大分高専

2026年09月15日 18:50更新

ネーミングライツとは公共施設などに企業名やブランド名などの愛称を付ける権利のことで、企業側は対価として命名権料を所有者に支払います。

 

このネーミングライツの契約がいま、大分県内の学校施設でも進められているんです。

 

 

「クラサスケミカル」がスポンサーとなっているクラサスドーム大分。

 

「トヨタカローラ大分」がスポンサーの「トヨタカローラ大分祝祭の広場」。

 

いずれもネーミングライツで愛称が決まっています。

 

 

そして、学校現場でも…。

 

 

 

◆TOS山路謙成記者

 

「大分高専の体育館。元々は第一体育館という施設名だったが、ことしから県内の企業が命名権を取得しSTKホールと名付けられた」

 

 

大分市の大分高専です。2025年から県内外の企業とネーミングライツの契約を進めています。

 

 

第一体育館は半導体の検査装置などを開発している大分市の企業「エスティケイテクノロジー」が命名権を取得。

 

 

学生食堂は東京の建設会社がスポンサーとなっています。

 

 

グラウンドや実験室、図書館など校内13の施設でネーミングライツの相手を募集し現在、4つの施設で契約が結ばれています。

 

 

契約金は施設ごとに異なり、合計金額はおよそ200万円に上っています。

 

 

◆大分高専 世利政則総務課長

 

「国立大学をはじめ本校においてもかなり施設の老朽化が進んでいる。いろんな設備の補修や研究の一助にしたりという形で活用している」

 

 

校舎の建設から60年以上が経過している大分高専では様々な改修工事が行われていて新たな財源の確保が必要となっています。また、学生からは就職先の候補として企業を知るきっかけになるという声も。

 

 

◆ネーミングライツを取得した企業に就職する学生

 

「西日本電線が西電ホールという命名を大分高専にしてもらいそこから興味を持って調べた学生と企業の距離が縮まるきっかけになると思う」

 

 

 

 

 

第一体育館の命名権を得たエスティケイテクノロジー。人材確保の競争が激しくなる中学生へのPRになるほか教育現場を支援することも目的だと話します。

 

 

◆STK 人事総務部緒方大弥さん

 

「毎年、大分高専の卒業生から当社に入社してもらえる学生はいて、少しずつではあるが(会社の)認知度や半導体業界への興味が学生たちにも湧いてきたのかなと実感が湧き始めたところ」

 

 

学校施設へのネーミングライツ。今後、県内で広がっていくかもしれません。

 

 

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