気温の落とし穴?天気予報の気温と体感温度には大きな差が…地面に近いほど高温に 気象予報士が解説 大分

2025年06月19日 10:50更新

6月にも関わらず、真夏のような暑さが続いています。

 

 

これからの時期、天気予報の中で特に注目度が高くなる気温ですが、

 

その気温の観測には気象庁が一定の条件を定めています。

 

 

「風通しがよく、直射日光が当たらない」「芝生の上、1.5メートルの高さ」です。

 

 

実際、気象庁が設置している温度計は直射日光が当たらないように筒で覆われているほか、ファンが取り付けられていて

 

常に周辺の風を取り込める設計になっています。

 

 

 

 

 

地面に近いところほど気温は高く

 

しかし、当然ながら私たちが生活する環境は、この条件には当てはまらないことがほとんどです。

 

 

風通しが悪く、直射日光が当たる場所やアスファルトの上では、もっと体感温度が上がります。

 

 

さらに夏場は地面に近いところほど気温が高くなるので、小さな子供や、犬などのペットはもっと過酷な環境にいることになります。

 

これから本格的な夏がやってきますが、予想気温以上に暑くなることを想定して対策をする必要がありそうです。

 

 

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