約5メートル下の畑に軽乗用車が転落 車内にいた80代の女性2人を搬送 大分県中津市
14日火事が起きたフェリー「さんふらわあ」では今も欠航が続いています。
こうした中、国は16日、臨時検査のため、船内に入りました。
◆TOS白井信幸記者
「フェリーさんふらわあです。現在は鎮火していますが、船内には消防隊員の姿が確認でき、火事の状況を確認しているものとみられます」
14日の夜、大分市生石の大分港に停泊していた「さんふらわあ ごーるど」で客室1室が焼ける火事が起きました。大分海上保安部によりますと、エアコンやテレビなどの電化製品から出火した可能性もあるということで、原因を詳しく調べています。
火事以降、「さんふらわあ ごーるど」は欠航となっています。こうした中、16日午前、大分運輸支局の検査官が臨時検査のため、船内に入りました。
火事の状況の確認したほか乗組員から当時の対応について聞き取りなどを行ったということです。
◆大分運輸支局首席海事技術専門官・山口忠士さん
「現状でそのまま(海に)出るということはできない。何らかの補修なり、安全対策など行ってもらう必要がある」
運航再開には国の臨時検査に合格する必要があり、運航会社は修理と再発防止策の提示をなるべく早く行うとしています。
ただ、「さんふらわあ ごーるど」は17日までの欠航がすでに決まっていて、18日以降の運航は現時点では未定だということです。
運航会社は「大変ご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。