日産自動車業績悪化など受け 地方の自動車部品メーカーも米連邦破産法適用を申請 大分
大分県内の大雨警報はすべて解除されましたが、引き続き、土砂災害には警戒が必要です。
10日から11日にかけて降り続いた雨。降り始めから11日午後4時までの雨量は日田市椿ヶ鼻で269ミリ、中津市耶馬渓で200ミリなどとなっています。
県内に出されていた大雨警報は午後4時25分にすべて解除されました。
ただ、これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、気象台では引き続き、土砂災害に注意を呼びかけています。
これまでに降った雨の量です。
10日は北部や西部を中心に雨が強まりました。中津市耶馬渓や日田では平年の6月1か月分の半分以上の雨がこの数日で降ったことになります。降った雨は地面の中に貯まっていき、土砂災害のリスクを高めます。
この先の天気図を見ても梅雨前線が九州付近に停滞し、県内でも連日のように雨が降る予想です。
今後は少しずつでも雨が降ると土砂災害の危険度が高まっていきます。
10日は県内にも線状降水帯の予測が発表されましたが、結果として九州北部では発生はありませんでした。
線状降水帯は列になった雨雲が同じところに数時間かかり続ける現象で、一度発生すると大きな被害に繋がることがあります。
発生のメカニズムはまだ分かっていないことも多く、予測が出ても発生しないことも多々あります。
ただ、発生しなかったとしても大雨となることが多く、予測が出た時にはやはり十分な警戒が必要です。