キャベツようやく値下がり 20週ぶりに平年の2倍下回る 1玉300円のレタスも半額ほどに 大分

2025年04月10日 18:20更新

この冬、野菜が高いなと感じた人も多くいるのではないでしょうか。

 

 

実は今、その価格が徐々に落ち着きを見せています。スーパーや卸売り業者に話を聞きました。

 

 

 

◆TOS田中愛佳アナウンサー

 

「冬場は高値が続いていたこちらのキャベツ現在は価格が落ち着いて以前よりも手に取りやすくなった」

 

 

農林水産省によりますと夏や秋の気温が高かったことや冬に雨が少なった影響で葉物野菜を中心に出荷量が減少。

 

 

2024年秋ごろから平年よりも価格が上昇しました。象徴的だったのはキャベツです。最も高い時期で平年よりも3.3倍以上の高値に。

 

 

しかしそこからは価格も徐々に下がり、農水省が8日発表した平均価格では2024年11月以来20週ぶりに平年の2倍を下回りました。

 

 

 

 

大分市のスーパーでもキャベツは一時、1玉500円以上まで高騰していましたが現在は税抜き300円台まで値下がりしています。

 

 

売り上げも徐々に回復してきているということです。またレタスも1玉300円台だったものが半額ほどに落ち着いてきているということです。

 

 

◆コープ南春日 新名教史店長

 

「購入する人もかなり買いやすい値段にはなってきたかなという印象を受けている。皆さんが手に取りやすような価格帯で販売していこうと思うので購入してもらえれば」

 

 

県内の卸売り業者によりますと気温が上がり、野菜の生育が進み出荷量が増えたことなどが安くなった要因だということです。

 

 

今後はトマトやキュウリなどの夏野菜が手ごろな価格で購入できそうだということです。

 

 

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