地元で臨むハンドボール全国選抜大会 大分高校「超攻撃型」で悲願の日本一を目指す

2025年03月21日 10:50更新

高校スポーツの話題です。大分県大分市で24日からハンドボールの全国選抜大会が開催されます。

 

 

地元での日本一を目指して、男女でそろって出場する大分高校ハンドボール部を取材しました。

 

 

 

大分高校男子ハンドボール部です。

 

 

2月の九州大会では、粘りのプレーで5位に入賞。4年連続8回目の全国選抜大会出場を決めました。

 

 

◆大分高校男子ハンドボール部 松野雷矢主将

 

「地元開催というのもあるので、緊張感を持って今練習している」

 

 

地元開催に燃えるチームのコンセプトは超攻撃型のハンドボール。

 

 

「とにかく走る」をテーマに1試合30点以上の得点を目標としています。司令塔はキャプテンの松野雷矢選手です。180センチの長身を活かした得点力と視野の広さが持ち味です。

 

 

 

 

 

そして、攻撃の要がチーム1の身体能力を誇るという吉井優人選手です。

 

 

◆男子 吉井優人選手(2年)

 

「センター(というポジション)なので、 周りも見ながら、自分でも行くとこは行けたらいい。(自分が)点を決めて優勝します」

 

 

これまでチームの選抜大会での最高成績は準優勝。地元で臨む全国の舞台で悲願の日本一を目指します。

 

 

◆大分高校男子ハンドボール部 松野雷矢主将

 

「地元開催なので優勝して、支えてくださった方々に恩返しをできるようにがんばりたい」

 

 

◆全員

 

「全国大会優勝するぞ!」

 

 

 

 

 

大分高校は女子も全国選抜大会に出場します。

 

 

ただ、自力での出場権獲得を目指して臨んだ九州大会の結果はふるわず、今回は開催地枠での出場です。

 

 

その九州大会は戦った3試合のうち、2試合がわずか1点差での敗北でした。

 

 

悔しさと1点の重みを痛感したチーム。

 

 

地元開催となる全国大会でのリベンジを誓っています。

 

 

◆女子 野村穂主将

 

「チーム全員で意思統一して、もっと全員で1点を取りに行くという気持ちで、全国大会に臨もうという話をしている」

 

 

女子チームのコンセプトは全員で守り抜くハンドボール。野村主将やライトバックの宮上選手を中心として堅い守りからの速攻が持ち味です。

 

 

◆宮上芽生選手(1年)

 

「九州大会はうまくいくプレーもあったが、課題もたくさん見つかったので。全国大会では誰よりもシュートにいって、強い気持ちでプレーします」

 

 

全国選抜大会で優勝経験がある女子チーム。

 

 

自力で出場権を得られなかった逆境を跳ね返し、地元開催の大会で再び頂点を目指します。

 

 

◆全員

 

「一戦必勝で日本一とるぞ!」

 

 

このほか、県内からは大分雄城台高校も男子の開催地枠で出場します。

 

 

大分市を舞台に行われる全国高校ハンドボール選抜大会は来週24日に開幕。サイクルショップコダマ大洲アリーナやクラサス武道スポーツセンターなどを会場に29日まで熱戦が繰り広げられます。

 

 

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