大分市の談合事件 前市長の知事は要請があれば証人として出廷する考えを示す
4年前の2021年に、大分市で起きた時速194キロの車による死亡事故で弟を亡くした遺族が2日、県庁で講演しました。
◆小柳憲さんの姉 長文恵さん
「いまの私の一番の願いは悪質な交通事故がこの世から無くなって欲しいということ/残された家族も平穏な暮らしも同時に奪われてしまうことも知って欲しい」
講演したのは、2021年2月、大分市大在の交差点で右折車を運転していて時速194キロの車と衝突し、亡くなった小柳憲さんの姉、長文恵さんです。
2日は県庁で殺人事件や悪質な交通事故などで命を失った人たちの思いを知ってもらう「生命のメッセージ展2025」が開かれ、その一環で県内では初めてとなる長さんの講演が行われました。
交通事故の経緯やこれまでの活動、そして「死亡事故を無くしたい」と願う長さんの話に訪れた人たちは真剣に耳を傾けていました。