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片野坂監督「ファンサポーターが望んでるのは、とにかくわくわくするサッカー」
サッカーJ2・大分トリニータの選手たちが4日、大分県庁を訪れて佐藤知事に今シーズンの活躍を誓いました。
県庁で佐藤知事を表敬訪問したのは、片野坂監督やキャプテンに就任した清武弘嗣選手など8人です。
◆片野坂知宏監督
「チームは、新加入選手と既存の選手としっかりと戦術を共有して、そしてコンディションも徐々に良くなってきています。残り2週間、札幌戦に向けて良いスタートが切れるように、しっかり準備していきたい。そして、やっぱりファンサポーターが望んでるのは、『とにかく、わくわくするサッカーをしてくれ』『興奮するような、サッカーしてくれ』と。見に来ていただける方々が喜んでもらえる、そして勝って喜んで帰ってもらって、生活の活力になる。それがクラブの理念。そういうフットボールができるようにしっかり準備をして、また良い成果を上げるように、自分たちの目標達成できるように頑張りたいと思います」

キャプテン清武選手「チームが同じ方向を向いて目標達成できるように」
そして、キャプテンに就任した清武選手と、新加入選手2人も今シーズンの意気込みを述べました。
◆清武弘嗣選手
「キャプテンとして、チームが同じ方向を向いて目標達成できるように頑張っていきたいと思います」
◆有馬幸太郎選手
「チームの目標を達成するために、自分の全てを出し切って全力を尽くしたいと思っています。1年間よろしくお願いします」
◆榊原彗悟選手
「自分の持っている力を出して、本当に最後、皆さんと喜びを分かち合えるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

知事、清武選手に「スペイン語やドイツ語は、かなりしゃべれますか?」
佐藤知事も2021年以来のJ1復帰を期待して選手たちを激励。16年ぶりに古巣への復帰した清武選手には…。
◆佐藤知事
「スター選手が戻ってきていただいたなと。みんな期待をしていると思いますけど、3回目のMVPをぜひ取ってもらいたい」
と、エールを送りました。
続けて、海外でプレー経験のある清武選手に「スペイン語やドイツ語は、かなりしゃべれますか」と問う場面も。
質問に対し、即座に「全く喋れません」と清武選手が答える姿に、大きな笑いが起きる場面もありました。

知事 開幕戦は応援に駆けつける
懇談の終盤、清武選手が屋根の開閉再開のめどが立っていないクラサスドーム大分について、知事に要望を述べました。
◆清武弘嗣選手
「本当にサポーターの皆さんから支えられているクラブだと思うので、雨が降ったら、ドーム(の屋根)が閉まらないと、(サポーターが)濡れちゃうかなっていうので、できればなんですけど…早く直してほしいなと思う」
最後に知事は「2月16日は私も応援に駆けつけさせていただきたいと思います。頑張ってください」と締めくくりました。

清武選手「県民の皆さんが最後までわくわくできるような結果を」
記念撮影の後、新キャプテンの清武選手が報道陣のインタビューに応じました。
(Qいよいよ開幕が近づいてきたという感覚だと思いますが、気持ちはいかがでしょうか?)
◆清武弘嗣選手
「期待度は今年は高いというか、わくわくしてくださるサポーターさんとかも多いと思うので、僕たちは結果で示すしかないですし、そういう強い気持ちを持って、残り2週間もないですけど、過ごしていきたい」
(Q自分らしいキャプテンで頑張りたいという抱負も語っていましたがそのあたりの思いはどうでしょうか?)
◆清武弘嗣選手
「セレッソでも5年間キャプテンやってきた。自分も引っ張らないといけないと思いますけど、たくさんの選手だったり、スタッフの方だったりに支えてもらいながら、やってきた5年間だったので、トリニータでも本当にみんなの力を借りながら、自分らしいキャプテんを務めていけたらいいなと思います」
(Qチームのここまでの仕上がり具合というのは清武選手から見てどうでしょうか?)
◆清武弘嗣選手
「監督が言ってたように戦術の積み上げっていうのは、ある程度はできていると思うので、あとは本当に細かいとこの詰めを開幕までにできればいいなというふうに思います」
(Q大分県民の方もたくさん応援してると思います。皆さんへのメッセージをお願いいたします)
◆清武弘嗣選手
「すごい期待されてるので、それを自分自身力に変えて頑張りたいなと思いますし、今年は本当に県民の皆さんが最後までわくわくできるような結果を出し続けないといけないと思うので、そういう気持ちを持って頑張っていきたいと思います」
決意を新たにした大分トリニータ。
開幕戦は今月16日に行われ、ホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦します。
