冬の訪れを告げる「こも巻き」 害虫が暖かい土の中だと勘違い…松の木を守る風物詩 大分県別府市

2024年11月05日 18:50更新

松の木を害虫から守るこの時期の風物詩、「こも巻き」が大分県別府市の公園で始まりました。

 

 

 

「こも巻き」は枝や葉っぱにいた虫が寒い冬を越すために土の中に移動する習性を利用して松の木を害虫から守る作業です。

 

 

わらを編んだ「こも」を木に巻き付けることで、害虫が暖かい土の中だと勘違いしてこもの中で冬を越すということです。

 

 

 

 

 

こもは虫が動き始めると言われる2025年3月5日の啓蟄までに取り外して害虫ごと焼却処分されます。

 

 

別府公園では5日から松の木の「こも巻き」が始まり市の職員などが1本ずつ設置していきました。

 

 

6日までに公園内のおよそ500本の松の木すべてにこもを設置する予定です。市は「冬の訪れを告げる風物詩を楽しんでほしい」と話しています。

 

 

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