阿部一二三・詩選手も支える「勝ち飯」 味の素が提案する“オリンピアン”を育てるカラダづくり

2024年08月25日 12:00更新

連日メダルラッシュに沸いたパリ2024オリンピック、そしてこれから始まるパラリンピックにも関連した話題です。

 

世界の舞台で活躍するアスリートたちを陰で支える存在に注目しました。

 

 

8月11日までの17日間にわたって熱戦が展開されたパリ2024オリンピック。

 

県出身の選手たちもメダルを獲得するなど連日、多くの感動を届けてくれました。

 

 

◆江村美咲選手

 

「力をあわせて粘って粘って勝ち取った順位以上に価値のあるメダルだと思う。すごく重みを感じる」

 

 

世界の舞台に憧れる選手たちが多く在籍している学校の1つが大分中学校と大分高校です。

 

 

2018年には高校の女子ハンドボール部が全国優勝を達成したほか男子も2016年にはインターハイ準優勝。

 

 

さらに全国高校サッカー選手権では県勢初となるベスト4入りを果たすなどスポーツ強豪校として知られています。

 

 

 

 

 

その大分中学と高校で、先日「栄養講習会」が行われました。

 

 

ゲストとして招かれたのは、水球の元日本代表でオリンピックに2大会連続で出場している荒井陸選手です。

 

 

さらに、講師として日本代表選手団を"食事"や"栄養"の面からサポートしている味の素のスタッフも登壇しました。

 

 

実際にどんな選手をサポートしているかというと…

 

 

◆味の素(株)寺田智子さん

 

「柔道の阿部一二三、詩選手であったりと、あとは2024年の大会で新しい競技になりましたブレイクダンスのブレイキンのシゲキックス選手などをお手伝いさせていただいております」

 

 

 

 

 

そんな味の素が、この日生徒たちに提案していた1つが「なりたいカラダ」作りのための「勝ち飯」の重要性。

 

 

いわゆる朝・昼・夜に「バランスの良い食事を取りましょう」というものなんですが…心がけていてもなかなかそう簡単にいかないのも現実。まずは、何から始めたらいいのでしょうか。

 

 

◆味の素(株)寺田智子さん

 

「わかりやすいところで3つのものを食事に取り入れてみましょうということをお伝えしています。 それがタンパク質・そして野菜、そしてそれらを食べやすくする汁物をお勧めしています」

 

「例えばお鍋なんかをイメージしていただければと思うんですけど、お鍋って野菜とかお肉入れて煮るだけでおいしく食べられるというような形」

 

 

 

 

 

ちなみに…水球をしている荒井選手もカラダ作りには色々と気をつかっているようで…

 

 

◆荒井陸選手

 

「やっぱり1回の練習で1・2キロがバーンって(体重が)落ちちゃう」

 

「食べないとどんどん体重が減っていくというのがあるのでいまもそこは変わらず意識して食べるようにはしてます」

 

 

 

 

 

そして、講習会を受けた生徒たちの反応は?

 

 

◆ハンドボール部

 

「自分は最後に汁物を食べることが多かったんですけど最初の方がいいってことは初めて知りました」

 

 

◆野球部

 

「これからは睡眠としっかり食事も気を付けてもっと体を大きくしていこうと思います」

 

 

「きょう来てくれた陸選手みたいな大きな体になれるように一流のアスリートになれるように頑張りたいです」

 

 

 

後日…女子バスケットボール部の練習を訪ねて話を聞いてみると…。早速、寮生活での食事などで「勝ち飯」を実践しているそうで。

 

 

◆バスケ部

 

「カロリーやタンパク質などとらないといけないものがしっかり入っている食事にしてもらっています」

 

 

「夏は暑いので夏バテ防止とかに繋がっていると思います」

 

 

 

もしかすると講習会を受けた生徒の中から将来、世界の舞台で活躍する選手が誕生する日もそう遠くないかもしれません。

 

 

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