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大分県津久見市役所の新庁舎の建設工事について19日、落札業者が決定しました。
8月にも工事が始まる見込みです。
◆津久見市 石川正史市長
「本日、津久見市新庁舎建設工事の落札業者が決定した。今後は8月に工事に着工できるよう各種準備を速やかに進めていく」
老朽化が進む津久見市の庁舎は長年建て替えが検討されてきました。
しかし2023年、およそ36億円の予定価格で行われた工事の入札は資材価格の高騰などで成立しませんでした。
こうした中で、市は2024年4月、改めて移転先を問う住民投票を行い、
当初の計画通り津久見港の埋め立て地に新庁舎を建設することが決まりました。
市は6月、およそ41億円の予定価格で建設工事の入札を実施。
その結果、市は19日、3つの工事で宇佐市の建設業末宗組などが、あわせておよそ39億円で落札したことを発表しました。
◆津久見市 石川正史市長
「このタイミングで予定通り業者が決まったというところはほっとしている」
事業費について、国の補助金を活用するためには8月までに着工する必要があり、市は速やかに手続きを進めたいとしています。