生乳に配管の洗浄水が混入 設定ミスが原因 「乳成分が薄い」と指摘 大分県立農業大学出荷

2024年06月14日 19:00更新

大分県は14日県立農業大学校が出荷した生乳に配管を洗浄するための水が混入していたと発表しました。

市場への流通はないということです。

県によりますと、12日県立農業大学校が出荷した、生乳322キログラムの乳成分が薄いと出荷先の県酪農業協同組合から学校に指摘がありました。

学校が調べたところ出荷量が搾乳した量から100キログラムほど増えていて、生乳に配管の洗浄水が混入していたことが分かったということです。

6月10日、職員の設定ミスで搾乳をしている時間帯に配管の自動洗浄が行われたことが原因だということです。

問題発覚後、組合は出荷された生乳を隔離ししたため市場への流通はないということです。学校では今後出荷の際搾乳量と出荷量の照合をするなどの再発防止策を行う予定です。

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