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JAおおいたの経営管理委員会の委員改選を巡り、次期体制案が決まらないまま総代会を迎える異例の事態となっています。
JAおおいたの経営方針などを決める経営管理委員会の委員は、6月末で任期を迎えます。
改選を巡っては、現在の会長である壁村雄吉氏が日田地区の地域枠で落選し全域枠での選出を目指していますが、推薦会議で結論が出ていません。
壁村会長は、JA大分中央会など県内5つのJA組織のトップも務めていて、職員の不祥事が相次いでいるJAおおいたの改革に取り組んでいる最中であるとして、再選を目指す考えです。
7日は、6月26日の総代会で提案する議案について協議する経営管理委員会が開かれましたが、次期委員の選任案については提案を見送ることになりました。
総代会というJAおおいたの最高意思決定機関に次期体制案が示されないという異例の事態となっています。
委員会に出席したある委員はTOSの取材に対し「地域で信任が得られなかった時点で引くべきだった。早く新体制に移行して新しい農協を作っていくべき」と話しています。
また、壁村会長は「残念だが(総代会で)現状を報告するしかない。なるべく早く次の体制を決められるようにしたい」と話しています。