「ノロウイルス食中毒特別注意報」発令 冬場以外で6年ぶり 感染性胃腸炎患者増 大分

2024年05月29日 17:50更新

感染性胃腸炎患者が増えていることから、大分県は29日、「ノロウイルス食中毒特別注意報」を発令しました。

冬場以外での発令は6年ぶりです。

県によりますと、感染性胃腸炎について、5月26日までの1週間に県内36の医療機関から527人の感染が報告されました。

前の週と比べると1.38倍に増加しています。

1医療機関あたりの患者数が10人以上で、増加率が2週連続で1.2倍以上となったことから、県は29日、「ノロウイルス食中毒特別注意報」を発令しました。

ノロウイルスによる食中毒は寒い時期に増える傾向にあるため、冬場以外での発令は6年ぶりです。

県は「保育園や小学校で流行している。手洗いや食品の加熱に十分気をつけてほしい」と呼び掛けています。

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