戦時中に大分市の収容所で亡くなったドイツ兵の墓を大使館が訪問「墓が守られていることに感謝」
SNSを通じて著名人を名乗る男から、もうけ話を持ち掛けられて、金をだまし取られる詐欺事件が大分県内で相次いでいます。
大分県内では4日、男女2人があわせて約3100万円をだまし取られる被害が確認されています。
◆SNSでのやりとり
「儲かるタイミングを教えてあげる。成功している人がたくさんいる。今が買い時」
詐欺の被害にあったのは、県内に住む70代の女性です。
警察によりますと、女性はことし2月、実在する著名人を名乗る男などとSNSを通じて知り合い、株や金の取り引きに関する投資話を持ち掛けられました。
女性は複数回に渡り、指定された口座に現金を振り込むなどして、あわせて2400万円をだまし取られたということです。
また、別府市の60代の男性も同様の手口で約680万円をだまし取られています。
SNSを利用して投資名目の儲け話を持ち掛ける詐欺事件の県内の被害状況です。
警察によりますと、2月末までに少なくとも11件発生していて、被害額は2億8600万円に上っているということです。
また、こんな手口による被害も確認されています。「ロマンス詐欺」です。これは、恋愛感情や親近感を抱かせ、相手に金を要求するという手口です。
このロマンス詐欺で、大分市の60代の男性が、今月までに約130万円をだまし取られました。
マッチングアプリを通じて先月中旬に知り合った相手に恋愛感情を抱き、その後、現金をだまし取られたということです。
