毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
様々な業界で人手不足が課題となる中、中津市のスーパーでは22日から業務の効率化などを目的として、発注作業にAIを活用する実証実験が始まりました。
◆TOS柴田真里キャスター
「中津市のスーパーです。こちらでは、きょうからAIを活用した発注作業の実証実験が始まっていて、機械を使った発注業務が必要無くなるということです」
この実証実験は東京のIT企業などが国からの委託を受け中津市の「スーパー細川」などで22日から始めました。
目的は発注作業を無くし、業務の効率化を図ること。そして食品ロスの削減です。
これまではスーパーが商品の在庫を確認して卸売り業者に発注。
そして、卸売り業がメーカーに発注して商品が届いていました。
今回の実験では豆腐、練り物など21商品について客の購買動向をデータ化。
そのデータをもとにAIが商品の需要を予測しメーカーが商品を出荷します。
そのため発注作業が必要無くなるということです。
◆スーパー細川 細川唯社長
「商品を並べたり発注したり作ったりする人が、中々安定して入ってこなくて、人件費も上がっている。チャレンジングな発注が出来るならやりたいと思った」
◆今村商事 林拓人さん(システム開発)
「小売業、製造業、卸売業が協力して、発注の業務を無くしていきたい」
実証実験は22日から1か月間行われ、ことし3月に国に結果を報告するということです。