不倫の発覚恐れ…捜査書類をシュレッダーに 元刑事を起訴 大分

2024年01月18日 18:40更新

大分南警察署の刑事が捜査書類を故意に捨てた疑いで書類送検されていた事件で検察は18日、この元刑事を起訴しました。

公用文書毀棄の罪で起訴されたのは大分南警察署の刑事課に所属していた石橋誠紀被告28歳です。

起訴状などによりますと、石橋被告は去年10月、刑事事件の捜査書類5点を勤務時間外に署内のシュレッダーで裁断し捨てた罪に問われています。

大分地検は認否を明らかにしていませんが、県警の調べに対しては容疑を認めていました。

石橋被告は知人の女性と不倫関係にあり、事件の捜査が進む中で不倫が発覚することを恐れ犯行に及んだということです。

石橋被告は既に依願退職しています。

県警本部の萩尾伸司首席監察官は「事件が起訴されたことを重く受け止め、引き続き職務倫理に関する指導教養を徹底していきます」とコメントしています。

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