ラグビー・九州電力キューデンヴォルテクスが大分市で合宿
この1年のニュースを振り返るシリーズ「回顧おおいた」。
今回は、この1年のスポーツを振り返ります。
――常廣羽也斗投手
「ほっとした。4年間ドラフト1位に選ばれるというのを目標に練習してきたのでうれしい」
ドラフト1位指名で憧れのプロの世界へ飛び込みます。
大分市出身、青山学院大学の常廣羽也斗投手が広島カープに入団することに。
背番号は17番、「新人王を目指したい」と意気込みます。
その野球でことしは日本中が熱狂しました。
3月に行われたWBC、ワールドベースボールクラシック。
大分市出身の甲斐拓也選手と源田壮亮選手も出場し、世界一に大きく貢献しました。
こちらも熱くなりました。
フランスで行われたラグビーワールドカップ。
佐伯市の日本文理大学附属高校出身の具智元選手も出場し、闘志溢れるプレーに大分からも大きな声援が送られました。
一方、J1復帰を目指したサッカーJ2大分トリニータ。
一時は首位に立ちますが、ケガ人も多く勝ちきれない試合が続き、9位でシーズンを終えました。
――下平隆宏監督
「いろんな良い人に巡り合えていろんな人と出会って本当に良かったなと思う」
下平隆宏監督が退任となり、来季は片野坂知宏新監督が再びタクトを振ります。
国際自転車ロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2023」が大分を含む九州3県で初めて開かれました。
多くの海外選手も参加した大会、来年の開催も決まっています。
第一線に別れを告げる選手も…
――内川聖一さん
「きょう終わるというのはすごく寂しい気持ちと同時にホッとしているのも正直なところ」
プロ野球独立リーグ大分B-リングスの内川聖一さんが引退。
現役最後の試合ではヒットを記録しファンを沸かせていました。
空手道の世界選手権で初優勝を果たすなど、数々の大会で活躍した大分市消防局の大野ひかるさんも第一線から退きました。
「燃ゆる感動かごしま国体」ではチーム大分が躍動!
アーチェリーや陸上競技・女子のリレーなど7競技12種目で優勝を飾り総合得点は13年ぶりに1000点を超えました。
来年はオリンピック、パラリンピックイヤーです。
世界選手権で日本人初の2連覇を果たしたフェンシング 江村美咲選手(大分市出身)、日本女子短距離界のエース 児玉芽生選手(臼杵市出身)、競泳の渡辺一平選手(津久見市出身)など、県出身選手たちが出場を目指しています。
私たちを熱狂と感動の渦に包んだプレーの数々。
来年もアスリートたちの大活躍に期待が高まります。