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豊後大野市で27日、5年ぶりに「菅尾石仏火祭り」が開催されました。
メインイベントとしてユニークな大会も開かれ、会場には観客の笑い声があふれていました。
今回で30回目を迎える「菅尾石仏火祭り」は、国の重要文化財である菅尾摩崖仏を多くの人に知ってもらおうと2年に1度開催されています。
新型コロナの影響で27日は5年ぶりの開催で、会場は多くの人でにぎわっていました。
そして、この祭りのメインイベントが「にわとり鳴きまね大会」です。
その昔「摩崖仏を彫っていた鬼がニワトリの鳴きまねを聞いて逃げ出した」という地元の伝説にちなんで行われています。
出場者は手の込んだ衣装を身に着けたり、芝居を交えながら自慢の鳴きまねを披露していました。
観客や審査員からは大きな拍手が送られていました。
◆参加者
「きょうの出来は100点満点で120点以上ですね。ばっちりだった」
「きのうからずっとニワトリの真似をしていたが、あまり上手くないと思う」
主催者は「今後も祭りを続けて地域の活性化につなげていきたい」と話していました。