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6年前の九州北部豪雨で被災しバスを使ったBRTで復旧するJR日田彦山線。
その走行訓練の様子が25日、報道陣に公開されました。
JR日田彦山線は2017年の九州北部豪雨で被災し、大分県日田市の夜明駅から福岡県の添田駅までの間が通れなくなりました。
約6年の時を経て日田彦山線は「BRTひこぼしライン」としてバスを使ったBRTで8月28日に復活します。
開業を前に24日からの2日間は実際のダイヤで走行訓練が行われていて、25日は一部の便が報道陣に公開されました。
「BRTひこぼしライン」は久大本線の日田駅と福岡県の添田駅までの約40キロをおよそ1時間半で結びます。
BRTの運行は県内では初めてです。
便数は被災前の約1.5倍となったほか、駅の数も3倍の36駅に増加しました。
そして最大の特徴が…
◆TOS鹿島佑里記者
「福岡県の宝珠山駅を過ぎるとゲートがあります。そのゲートが開き…BRTの専用道路に入ります」
宝珠山駅と彦山駅の間の約14キロの区間は日田彦山線の鉄道の線路をBRTの専用道に整備。
信号待ちや渋滞の心配がないため安定した運行が可能になるほか、BRTだけの車窓を楽しむことができます。
◆JR九州BRT企画運営グループリーダー 西羅悠平さん
「鉄道のまま変わらないところと鉄道からさらに進化してBRTを新たに利用する客、双方に使ってほしい」
豪雨を乗り越え復旧したBRTひこぼしラインは8月28日開業です。
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