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地域の魅力の発信拠点として去年オープンした大分県臼杵市の複合施設が、運営会社の経営悪化により半年で事業が停止した問題。
市の検証委員会は「公募審査の仕組みに最大の問題があった」などとする検証結果を明らかにしました。
この問題は臼杵市の旧野津高校の跡地を活用する市の事業を巡るものです。
市は公募で市内の農産物生産会社「ネクストファーム」を選定し、去年複合施設をオープンしました。
事業費は約4億円です。
しかしことし2月、わずか半年で事業は停止し運営会社は経営破綻しました。
この問題の検証を進めてきた市の委員会は21日、市議会の全員協議会で検証結果を報告しました。
この中では「ガイドラインがなかったプロポーザル方式で公募を行い、十分な審査ができなかったことが最大の問題点」と指摘しています。
また「コロナ禍で職員の業務がひっ迫し必要な体制がとれなかったことも大きな影響を与えた」などとしています。
臼杵市ではガイドラインを策定するなど再発防止を進めるとともに、施設については「少しでも早く新たな活用方法を検討していきたい」としています。
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