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先週、由布市湯布院町で発生した大規模な土砂崩れについて、巻き込まれた住宅は40メートルほど押し流された可能性があることがわかりました。
6月30日、由布市湯布院町川西で大雨による大規模な土砂崩れが発生しました。
住宅1棟が巻き込まれ、この家に1人で住む麻生繁喜さん70歳と連絡が取れなくなっています。
きょうの捜索活動は雨のため中止されました。
由布市や県などは5日、会見を開きこれまでの捜索状況などを説明しました。
それによりますと、4日の捜索で土砂の中から畳や掃除機のホース、衣類が発見されたということです。
また、麻生さんの住宅の隣にあった倉庫とみられる建物が川のそばで見つかったことから、麻生さんの住宅も川沿いの辺りまで40メートルほど土砂で押し流された可能性があるとみています。
さらに、連日の雨で斜面が再び崩壊する恐れがあるということです。
これを受け、県は新たな土砂崩れの兆候を感知するため4日、計測器を設置しました。
捜索は6日午前8時から再開される予定です。
市は「避難指示が出た場合、土砂災害の危険がある区域にいる人はすぐに避難してもらいたい」と呼び掛けています。
こうした中、5日の県内は梅雨前線や湿った空気の影響で広い範囲で雨となり、所によって雷を伴って激しく降りました。
雨は午後から次第に弱まり、この時間はほぼやんでいます。
県内広い範囲に出ていた大雨警報は注意報に切り替えられていますが、これまでの大雨で地盤が緩んでいるため気象台は引き続き土砂災害に注意するよう呼び掛けています。
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