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愛媛県にある伊方原発の3号機について、大分県内の住民が安全性に問題があるとして運転を止めるように求めている裁判が提訴からおよそ7年となる15日、結審しました。
判決は来年の3月に言い渡されます。
愛媛県にある四国電力の伊方原発は、大分市から最短で約45キロの場所に位置しています。
伊方原発は現在、3号機のみ稼働しています。
県内の約570人による原告団は、伊方原発の安全性に問題があるとして四国電力を相手取り2016年に提訴。
提訴からおよそ7年。
15日、最後の口頭弁論が行われました。
裁判の最大の争点は、地震や津波が起きた時に原発の安全性を確保できるかどうかです。
この点について原告側は15日「伊方原発の近くを通る中央構造線が活断層であるかどうかの調査が不十分である」などと改めて主張しました。
一方、四国電力は「原発の安全性について多数の専門家の意見書も提出している。裁判所に理解してもらえたと考えている」などと話しています。
伊方原発の運転差し止めを巡っては、大分のほか広島、山口、愛媛でも同様の裁判が続いています。
およそ7年に渡って続いた大分県の一番近くにある原発の安全性を巡る裁判。
判決は2024年の3月7日に言い渡される予定です。
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