高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
大分市三佐地区で19日、異臭のため100人以上が体調不良を訴えた事案について、一夜明けた20日、警察と消防などが合同で原因の調査を行いました。
今のところ有力な手掛かりはないということです。
19日に異臭の通報が相次いだ大分市三佐地区。
警察などによりますと、体調不良を訴えた人は127人に上りました。
そのうち女性1人が目の痛みなどを訴え病院に搬送されましたが、軽症だということです。
発生から一夜が明けた20日。
◆TOS山路謙成記者
「19日に異臭が確認された現場周辺では警察と消防が合同でこれから原因究明に向けて調査を行います」
19日の調査は警察と消防などおよそ40人態勢で行われました。
東西に1キロ、南北に500メートルの範囲にある工場や住宅などを回り、発生場所や原因などについて聞き込みを行いました。
しかし、今のところ有力な手掛かりはないということです。
◆大分東警察署 地域課大神崇資課長
「住民の不安解消がまず第一と原因の特定、それがどういった発生源であるのかというのをきちんと特定できれば。引き続き県警の方で対応していきたいです」
現場周辺の空気中からは有機リン系の成分の反応が確認されたということで、警察は引き続き21日も調査を行い原因の究明を急ぐことにしています。