高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
新型コロナウイルス対策のマスク着用について、3月13日からルールが緩和され、屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねられることになりました。
約3年ぶりのノーマスク、大分県内の反応を取材しました。
新型コロナ対策として定着したマスクの着用について、国は3月13日からルールを緩和し「個人の判断に委ねる」ことを決めました。
約3年ぶりとなるノーマスクについて、街の人は…
◆街の人は
「だいぶコロナも落ち着いてきたので賛成です」
「(マスクは)外した方が良いです。(着用の判断は)マナーの問題」
「マスクを着けている期間が長かったので、着けてないのはまだ抵抗があります」
一方で、医療機関などを訪問する際のほか、通勤ラッシュのバスや電車では引き続きマスクの着用を推奨しています。
これについては…
◆通勤客は
「バスの中とか電車の中とかは、やっぱり着けた方が自分のためというより周りの目を気にしてしまう」
「私だったら着用し続けると思う。うつってしまうのではないかと想定してしまうので」
一方、大分市内の飲食店ではーー
検温や消毒のほか、パーテーションの設置など感染対策をとってきました。
マスクルールの緩和の後も対策は続けますが、それを見越した新たなサービスを始めています。
◆TOS山路謙成記者
「こちらの飲食店では、マスクを着用していない客がマスクを必要とした場合に備えて、予備のマスクを用意している」
◆トマトカレーのお店Ash 松浦佐好子店長
「客がマスクをせずに入ってきた場合に、そうではない感覚の人が食べている時にどう思うかが不安なところ。嫌な感じにならないように、こちらに(マスクが)あるので良かったらお使い下さいみたいな感じでしています」
今後は個人で判断することになるマスクの着用。
専門家は、感染対策の意識を持ち続けて欲しいと話します。
◆大分大学医学部 西園晃教授
「『あすからマスク外していいですよ』って言ったら『(感染対策を)忘れていいですよ』じゃないです。感染症にならない、もらわない、人にうつさないということは心がけるように、必要と思う時は(マスクを)してください」
3月から、私たち1人1人に委ねられるマスクの着用。
リスクを踏まえた上で判断することが重要です。