【会見詳報】埼玉西武3位指名・狩生聖真投手 会見で語った決意と感謝 大分 佐伯鶴城高
全国高校サッカー選手権、大分県大会の決勝戦がいよいよ5日に行われます。
勝ち上がったのは大分南高校と大分高校の2校。
大分南高校は創部40年で初の決勝進出。夏に鍛え上げた走力が持ち味です。
対する大分高校はここまで4試合41得点と圧倒的な強さを誇っています。
両チームの意気込みを取材しました。
初の決勝進出‥持ち味は「走力」
創部40年目にして初の決勝進出を決めた大分南高校。
持ち味は県内屈指と言われる「走力」です。
毎年恒例の久住での夏合宿では、4日間で100kmもの走り込みを行い足腰を鍛えます。
◆選手は
「めちゃくちゃきつい。死ぬほどきつい」
「試合を80分間通して走り切れたり、その部分ではよかったと思う」
カギはムードメーカー
そんなチームのムードメーカーが森海翔選手。
練習や試合中、常に声を出しチームを鼓舞します。
チーム随一のスタミナでピッチを走り回り、準決勝では2点に絡む大活躍を見せました。
◆末永孟久主将
「(森は)常にチームをいい方向にもっていってくれる選手」
◆森海翔選手
「きついときも、うまくいってる時も大きな声でチームを盛り上げていけたら」
万全の態勢で臨む最後の大会
大分南は、新型コロナの影響で1月の新人戦の出場を辞退。
6月の県総体は選手のケガもあり初戦敗退に終わりました。
万全の態勢で臨める最後の大会に、これまでの思いをぶつけます。
◆三重野英人監督
「これまで半年間苦労した部分があるので、そういう思いをもって、うちらしいサッカーをピッチの中でやってほしい」
「大分南高校、和して勝つぞ!オー!」
4試合で41得点‥「常勝軍団」
対するは、この大会11回の優勝を誇る「常勝軍団」大分高校。
流れるような高速パスワークでゴールを奪います。
ここまで4試合で41得点。
1試合平均10点以上という驚異的な攻撃力で、目指すは3年ぶりの全国です。
2年前は決勝戦で敗れ、全国にあと一歩届きませんでした。
その試合でピッチに立っていたのが、当時1年生だった大石吾乃選手と青山京志郎選手です。
◆大石吾乃(ごだい)選手
「とても悔しい気持ちでいっぱいでした」
◆青山京志郎選手
「今回またあの舞台で戦えるのでリベンジを果たせれば」
「2年前の忘れ物」を取り戻す
身長183cmのセンターバック大石がゴール前を守る。
大会得点ランク1位、10ゴールの青山が勝利に導くゴールを決める。
◆吉川獅子心(らいと)主将
「(2人は)ドームのピッチを経験していて、自分たちが大きく期待する部分もあるし結果で示してもらいたい」
「2年前の忘れ物」を取りに再び決勝のピッチに立ちます。
全国高校サッカー選手権、大分県大会の決勝は5日午後2時、キックオフです。
<これまでの戦績>
大分南高校
2回戦 vs文理大学附属 4-0
3回戦 vs柳ヶ浦 2-1
準々決勝 vs大分上野丘 2-1
準決勝 vs大分鶴崎 2-2(PK:8-7)
大分高校
2回戦 vs雄城台 5-0
3回戦 vs臼杵 14-0
準々決勝 vs佐伯鶴城 19-1
準決勝 vs大分東明 3-1