「なかなか寝付けなかった」埼玉西武から2位指名・古川選手の運命の1日

2022年10月20日 18:30更新

現在行われているプロ野球ドラフト会議で、佐伯鶴城高校の古川雄大選手が埼玉西武ライオンズから2位で指名を受けました。

 

古川選手にとっての運命の1日。

20日の朝は、普段と同じように午前7時に登校してきました。

 

Q:「夜は眠れた?」

◆古川雄大選手

「きのうは12時くらいまでなかなか寝付けなくて、友達に色んな言葉を贈ってもらってなんとか寝れたって感じです。朝は吐き気があるくらい緊張していて、人生で今一番緊張している」

 

その緊張を打ち消すかのように、弟の拓海選手と朝練に汗を流しました。

 

◆古川選手の弟・拓海選手

「(家で)『あー緊張するー』って言ってた。選ばれて欲しい」

 

佐伯市出身の古川雄大選手。

身長186cm、体重90キロの恵まれた体格で高校通算21ホーマーの長打力に加え、50メートル6秒フラットという俊足の持ち主。まさに走攻守、3拍子揃った大型外野手です。

多くの高校の誘いを断り、地元の佐伯鶴城高校に進学した古川選手はすぐにレギュラーを獲得。今年、夏の甲子園大分大会では4番バッターとして、チームをベスト4に導きました。

プロ野球界に多くの選手を送り出してきた渡辺監督は…。

 

◆渡辺正雄監督

「僕の中で、プロの評価もそうなんですけど今年の高校生の高校球児の中では身体能力はナンバーワンだと思います」

 

20日、共に授業を受けていた同級生もその瞬間を心待ちにしていました。

 

◆同級生は

「期待しかないです」

「自分の目標に向かって突き進んでいってほしい」

 

今後の活躍が期待されます。

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