「アカハラ」で停職3か月の処分 芸文短大の40代の講師、長時間拘束や手を触る

2023年03月13日 18:30更新

春休みなどに学生を不必要に長時間拘束したほか、学生の手を触ったなどとして、県立芸術文化短期大学の講師が、停職3か月の懲戒処分を受けました。

 

 

◆県立芸術文化短期大学 安藤善之事務局長

「学生、保護者、県民の皆さまに心から深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございません」

 

13日付けで、停職3か月の懲戒処分を受けたのは、大分県立芸術文化短期大学に勤める40代の男性講師です。

 

男性講師は2021年12月から2022年4月にかけて、春休みや休日に特定の学生1人を個人的な指導などで不必要に長時間拘束したほか、2020年には別の学生と2人きりで食事やカラオケに行き、手を触るなどしたということです。

 

2人の学生は精神的苦痛で休学したり、一時不登校となっています。

 

この講師は以前にもSNSで不適切な表現で学生を批判したとして、厳重注意を受けていました。

 

今回大学はいわゆるアカハラがあったとして処分しましたが、男性講師は「学生を励ますためにしたものでハラスメント行為をしたつもりはなかった」などと話しているということです。

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