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警察庁の職員をかたる手口で、大分市の60代の女性が、現金235万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。
警察によりますと、3月7日大分市内に住む60代の女性の自宅に、大分中央警察署の警察官を名乗る男から「詐欺の捜査の関係で警察庁の職員から連絡がある」などと電話がありました。
その直後に、警察庁の職員を名乗る男から電話がかかり「30万円の被害に遭っている。被害の給付の手続きをするためキャッシュカードと暗証番号が必要」などと言われました。
その電話中に、警察庁の職員を名乗る別の男が女性の自宅を訪れ、携帯電話で警察手帳のようなものを提示しました。
この話を信じた女性は、男にキャッシュカード5枚を手渡し、その後、現金合わせて235万円を引き出されたということです。
大分県内では、ことしに入って2月末までに特殊詐欺の被害額の合計が約1億4200万円に上っていて、2022年の同じ時期の2倍以上となっています。