「黄色いワッペン」 交通安全願い、ことしも新1年生に
県内ほとんどの中学校で3日、卒業式が行われました。
高校の卒業式と同様に、式の中ではマスクを外した卒業生の姿もみられました。
大分市の王子中学校では3日、200人が晴れの日を迎えました。
こちらの学校では式の途中、卒業証書を受け取る時には個人の判断でマスクを外してもいいとしていました。
そして渡辺英樹校長の挨拶に続いて、卒業生代表の盛武栞那さんが答辞を述べました。
◆卒業生代表 盛武栞那さん
「中学生になったらと楽しみにしていた様々な行事は中止されたり規模が縮小されたりで、寂しさと虚しさの連続でした。その中でも、こんなにも楽しく豊かな3年間を過ごすことができたのも多くの人の支えがあったからだと感じます。だからこそ、これからもっと人に対して優しくありたいと思います」
新型コロナに翻弄された中学校生活でしたが、この3年間は特別な思い出となったようです。
◆卒業生は
「コロナがあったからこそ新しい活動や行事ができて、特別な思い出ができました」
「(卒業式では)マスクを外して皆の笑顔が見られてとてもうれしかったし、感動でいっぱい」
3日は県内ほとんどの公立中学校で卒業式が行われ、生徒たちはそれぞれの思いを胸に学び舎を巣立っていきました。