受験者の負担軽減で人材確保へ 来年度から教員採用試験の内容を変更 3次試験廃止など

2023年03月02日 18:30更新

県教委は2日、人材確保に向けて教員採用試験の内容を来年度から変更すると発表しました。

 

県教委の教員採用試験の受験者数は減少傾向が続いていて、今年度の受験者数は1193人と平成以降で最も少なくなりました。

 

こうした状況を受け県教委は、受験者の負担を軽くすることで人材を確保しようと来年度から試験の内容を変更することを決めました。

具体的には、3次試験を廃止し試験内容は2次試験までに全て盛り込みます。

また、県内のみでの実施だった1次試験を大阪でも行うほか、出産などを理由に退職した元教師を対象に一般よりも内容を限定した試験を実施するということです。

 

来年度の試験は7月上旬から始まり、合格発表はこれまでよりも1か月ほど早い9月中旬に行われる予定です。

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